滝沢町は新東名高速道路の北側に位置し、展望台にのぼれば浜松市内一望を見渡すことができる、景色の良い場所です。この土地では、水はけのよい土壌を活かし、みかんのほかお茶や柿の栽培もおこなわれています。私たちが開墾した耕作放棄地も、元々はこれらの作物が生産されていた場所でした。今でも周囲にはたくさんのみかん畑が広がっています。しかしながら現在は高齢化も進み、耕作放棄地や獣害も増えてきていると感じます。
私たちは、市外から移住してきて農業を始めました。地元のつながりがない中では困難もありましたが、滝沢町の方々を始め、周囲の様々な人に助けられ、今日まで生産を続けることができました。
よそ者を受け入れてくれたことへの感謝の気持ちと共に、滝沢町の景色を守りながら「この土地だからこそできる、地域の強みを生かした農業」を行いたいと考えています。
主に浜松市の一部地域が産地である「片山」という品種の栽培や、浜名湖で養殖される牡蠣の殻・近隣酪農家の堆肥利用など、地域資源の活用に取組んでいます。
今後も、地域住民の皆様や事業者の方々との連携に、積極的に取組んでいきたいと考えています。
<滝沢町の風景>





浜松は、音楽や自動車産業、光・電子産業など、世界を代表する企業を輩出してきた元気のある街です。お祭り好きなことでも知られています。
日照量が多く、浜名湖・天竜川・遠州灘など、自然もとても豊かです。
この土地で行う農業には、様々な可能性があると感じています。
浜松市マスコットキャラクター
出世大名 家康くん